うむい獅子 -仲宗根正廣の獅子づくり-

2022年4月23日(土)公開
八重瀬町志多伯の獅子頭を、仲宗根が新たに作り上げる工程と人々の獅子への想いを綴ったドキュメンタリー。
八重瀬町字志多伯の獅子舞は、およそ300年の歴史を持ち、獅子の年忌ごとの旧暦八月十五夜に豊年祭が行われる。戦後、村の守り神として崇められてきた現在の獅子は傷みが激しく、将来のために新しい獅子頭を作ることになった。獅子頭を作るのは、仏像彫刻師で獅子工の仲宗根正廣さん。首里城正殿の扁額や、沖縄県立博物館所蔵の工芸品の修復に携わってきた。地域の人たちからの依頼を受けて獅子頭の製作や修復も手掛けている。那覇市首里末吉町の獅子や八重瀬町志多伯、友寄の獅子等これまで61体の獅子頭を製作してきた。 海燕社は八重瀬町字志多伯から獅子頭製作の映像記録を依頼され、その製作工程を記録してきた。その映像使用の許可を得て、仲宗根さんの手わざを中心に沖縄の獅子舞を紹介する映画を製作した。獅子頭の製作工程を含めた沖縄の獅子舞の全体像を描くのはおそらく初めてである。
公式サイト

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